理事長日記

2018/01/10
久美愛園研修会
 昨日さいたま市にある社会福祉法人久美愛園さんの研修会に講師としてお招きいただきました。

 1部は全正規職員を対象とした今障害福祉業界で起こっていることや考え方について、戦後「福祉」という言葉が使われるようになってから、今そしてこれからの流れに沿って話をさせて頂きました。
 2部は今般の報酬改定について、現在分かっている情報についてお伝えしました。

 こちらの法人の業務執行理事の方は、私が初めて発障協の理事になった時の副会長で、これまで大変色々なことを教わり、お世話になっております。また、他にも協会活動をはじめ、県の主催する研修スタッフとしても一緒に企画運営なども行っており、普段から大変お世話になっております。

 今後も良いネットワークを築けていけたらと思います。
2018/01/04
新年明けましておめでとうございます。
 新年明けましておめでとうございます。

 昨年は社会福祉法人改革の施行、また本年4月より施行される改正障害者総合支援法や報酬改定に向けた様々な動きがありました。また、少子高齢化、福祉サービス事業者の激増、そして何より福祉業界へのネガティブなイメージも重なり、業界全体として人材確保は年を追うごとに厳しさが増している状況です。本法人が事業を始めた約20年前とは、業界を取り巻く環境は、大きく様変わりしています。
 一方で、当法人においては、今般の社会福祉法人改革に伴い新たな役員体制となり、ガバナンスの強化に努めてまいりました。そして次の5年間の道しるべとすべく、現場で活躍している職員も交えて、第3期の5カ年計画作成に向け、現在議論を進めているところです。また、人材については厳しい状況の中でも、多くの方に興味関心を持っていただき、その中から来年度4月採用内定を含め、本年度正規職員として精鋭6名を採用することができました。彼らが私たちに新たな風を吹き込んでくれることを大いに期待しております。

 先日毎年訪れているとある神社に初詣に行き、一通りお参りした後、最後に毎年恒例のおみくじを引きました。おみくじの竹ひごに書かれていた数字は「一」、これを見た瞬間「大吉」だと分かりました。
 なぜ「一」が大吉と知っているかと申しますと、以前に一度、この「一」のくじを引いたことがあるからです。以前というのは、平成19年、この年は障害者自立支援法施行年の翌年に当たり、法人にとっても私個人にとっても大きな転機となる年でした。
 法人としては2軒目のグループホーム、相談支援センター、就労支援センター、現在のりんごの家の通所部門が同時にスタートした年であり、これに伴い法人として事業開始後初めて支援課を2つの部署に再編し、まさに地域のニーズに応える事業展開が始まるきっかけとなった年でした。この年をきっかけに、その後複数のグループホームの設置、児童デイサービス、かなでなど、ほぼ毎年のように事業が拡大していきます。
 個人としては埼玉県発達障害福祉協会の理事に初めて選任された年であり、翌年には協会内の青年部会の立ち上げに関わり、またこの青年部会をきっかけに部会発足の翌年には日本知的障害者福祉協会の政策委員を委嘱することになります。このころから、多くの法人外の仕事に関わるようになり、そこでそれまでは考えられないくらい多くの人たちとの出会い、多くの貴重な経験をしていくことになります。

 本年まさにそのような転機となる年と同じおみくじを引いたことは、何かまた新しい転機がやってくるかもしれないと感じる出来事でした。
 もちろん経営者として、「運」だけを頼りに事業を行っていくべきでなく、しっかりとしたエビデンスに基づき、計画性を持って事業を推進していかなければなりません。特にこれからは、ますます時代の動きは早くなり、現状維持はすなわち後退となる時代となっていくであろうと思います。その中にあって情報管理、ネットワーク、ニーズや時代を読む感性、そして知恵と勇気などますます総合的な力が求められます。
 しかしながら、今の仕事について何の経験も知識も人脈もなかった私が、ここまで法人運営を行ってこれたのも、多くの経験の機会や多くの人たちとの出会いがあったのも、能力や努力だけではなく、まさに「運」と「縁」があったからだと確信しています。
 まずは「運」に頼ることなく、私自身の中にある、転機となりうる複数の構想や計画についてしっかりとプロセスを踏みながらも、最後は少しだけ「運」も味方につくことを期待し、振り返ってみたときに、本年が良い転機となるきっかけの年だったなと思える年にしていきたいと思います。

 関係各位におかれましては、これまで以上のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げるとともに、皆様にとって本年が素晴らしい年になることを心から祈念申し上げます。
2017/12/28
上尾桶川伊奈障害福祉関係事業所連絡会 定例会
 昨日標記会議を開催しました。
 本年度6月に発足した本定例会ですが、前回は施設長クラスの方々を対象した定例会に続き、今回は現場の最前線で活躍されている職員の方々を対象として、40人を超える方にお集まり頂き、開催しました。
 なにぶん始まって間もないということで、まずはお互いのことをもっとよく知ろうということで、7つのグループに分かれテーマに基づいた情報交換、意見交換を行ったのですが、近いけどよく知らないということに気付けたのがまずは何よりもの収穫であったと思いますし、また、そんな中でも皆さん積極的に情報、意見交換を行っていたのが印象的でした。

 まだまだ始まったばかりで、活動の充実についてもこれからだと思いますが、まずはこのような機会を設けることができたことが画期的だと感じています。
 こういった交流はとても大事なことですが、交流のための交流になっては意味がありません。あくまでも大きな目的を達成するための手段として、これからも地域の中で連携を図っていければと思います。
 
2017/12/23
法人全体会議、全体研修
 本日法人全正職員が集い、全体会議と全体研修を行いました。

 全体会議では前回8月期から12月期までの活動報告や、この間内定した新規採用職員の紹介などを行いました。

 その後の全体研修では、チーム作り役割づくりということで、架空の地域で行われる地域行事にスタッフとして立候補のあった個性ある10人の地域住民が、どのようなチームを作り、それぞれがどのような役割を担うことによって、成果を上げる体制となるのかという内容でグループワークを行いました。
 もともとはチームの中でいろいろな人がいる中で、チームの目的を達成するために、それぞれの特性に合った役割を考えましょうという目的で行いましたが、研修の様子を見ていると、実はこの研修はアセスメントの研修だったなと感じました。
 様々な個性のある人たちの、それぞれの想いや人生の歴史、周囲の期待や想いを考えることで、顕在化していない個性みたいなものが浮かび上がってきます。
 当然それは予想に過ぎず、間違った見立てをしてしまうこともあるかもしれませんが、それでも新しい情報も踏まえて、それを繰り返し繰り返し行うことで、その人の潜在的な思いみたいなものが少しずつ明らかになるものと思います。
 私たちの仕事はご本人と一緒に、自分の幸せって何だろう、やりたいことって何だろうということを考え、それが少しでも実現できるよう支援することです。アセスメント、見立てが間違えば、支援の方法を間違い、結果として支援を受けて不幸になるという残念な結果にもなりかねません。
 その意味でも私たちはもっともっと専門性を高めていかなければなりません。

 研修後は法人の忘年会を行いました。
 普段あまり事業所にいることも少なく、現場の職員と話をする機会も少ないので、この機会を楽しみにしていました。
 もがきながらも前を向き一生懸命に仕事に向き合っている様子がうかがえ、頼もしく感じるとともに、もっともっとこの仕事の面白さを感じ、使命感を持って利用者の方々に向き合える環境づくり、組織作りをしていかなければと感じる時間となりました。
2017/12/22
サービス管理責任者研修(介護分野)
 昨日本日と、本年度2日程目の標記研修会が開催されました。
 今回は会場が大変狭く、受講者の皆さんにはご迷惑をおかけしたことと思いますが、それでも受講者の皆さんの前向きな姿勢もあり、大変活発な研修会になったのではないかと感じています。

 研修は受講者が主役であり、我々スタッフは主役である受講者の皆さんが有意義な研修となるよう、黒子に徹しなければなりません。その意味での黒子の役割は大変大きく、目立たないようにしながらも、この研修で学ぶべきことを伝える、気付いてもらうことが大切で、とてもスキルのいる役割だと思っています。
 当然受講者の方々は様々な事業所から参加されるわけで、価値観も経験も様々ですから、その中で研修効果を上げるためにも、我々スタッフはさらにスタッフ自身の質も上げていかなければならないと感じます。
 年明けに最後の3日程目の本研修がありますので、少しでも多くのことを学んでいただけるよう、スタッフ一丸となって取り組んでいきたいと思います。
2017/12/20
発障協 理事会
 本日発障協理事会が行われました。
 本年度の部会委員会の活動の進捗の報告があり、各部会委員会が積極的に事業を推進している様子がうかがえました。
 また、12月ということで、埼玉県への予算施策要望など、少しずつ来年度に関係する議案が出てきました。
 来年度は改正総合支援法施行年ということもあり、協会としての取り組みもいろいろと加わってくることも想定されます。 協会が会員施設事業所にとって有益な存在となるよう、来年度に向けて取り組んでいければと思います。 
2017/12/20
千葉県知的障害者福祉協会 施設長研修会
 一昨日、昨日と千葉県鴨川にて千葉県知的障害者福祉協会の施設長研修会にお招きをいただき、今般の報酬改定について話をさせて頂きました。

 来年4月からの報酬改定率が公表されたまさにそのタイミングでの開催でした。

 特に先週一週間は、障害者総合支援法に関わる政省令案が示されたり、報酬改定率が示されたりと、バタバタといろいろなことがあった時期でしたので、これまでの経緯も含めて、話をさせて頂きました。

 今回の報酬改定は、右肩上がりで伸びていく社会保障費を抑制すべく、障害福祉予算についても大変厳しい状況となるであろうという予想でしたが、最終的には+0.47%ということで、プラス改定に落ち着いたことは、政策委員会としてもまずはホッとしているところです。
 しかしながら、改定率が上がった下がったということに一喜一憂すべきでなく、事業者が設けることを目的とするのではなく、利用者の方々にとって有益な仕組みとなることをまずは第一の目的とし、そこを事業者が実現するための手段としての報酬というように考えていかなければならないと考えます。
 この目的と手段を間違えると、私たちの役割の本質が見えなくなると思います。

 研修終了後は、たくさんの懇親を深めることができました。もともと千葉県協会の皆さんには個人的にも大変お世話になっており、大変濃い夜を過ごさせていただきました。
 研修中も含め感じたのは千葉県協会の一体感です。埼玉も負けてられません。

2017/12/14
発障協 障害者支援施設部会・相談支援部会 合同会議
 本日標記会議を行いました。

 主な議題は埼玉県障害者施設入所調整会議に関することでした。
 本年度4月から一部仕組みが変わり、これまで入所調整のスキームの中に入っていなかった相談支援事業所が加わりましたが、まだ1年目ということで、十分に基礎自治体まで浸透しているとはいいがたい状況のようです。
 この仕組みを少しずつでもブラッシュアップしていくことで、本当に入所施設が必要な方にサービスが届くことに近づくと思います。
 小さな一歩を積み重ねることが、いずれ大きな進歩に繋がることを信じ、今後も取り組んでいければと思います。
2017/12/12
浦和大学実習前指導、虐待防止権利擁護研修打ち合わせ
 本日は午前中浦和大学こども学部よりご依頼を受け、施設実習前の事前授業に伺いました。
 数年前にも一度同じご依頼があり、今回2度目となりました。
 福祉従事者の方々の前で話をさせて頂く機会はありますが、学生さんに話をするのは久しぶりで、それも今回はこども学部ということで、どこまでの話をしたらよいのか手探りでした。
 こども学部ということで、進路としては保育所や幼稚園などが多いのでしょうが、実習をきっかけに障害のある人たちを支える仕事に興味を持っていただけると嬉しく思います。

 午後は大宮に移動し、年明けから始まる虐待防止・権利擁護研修の打ち合わせを行いました。
 昨年から急激に受講申し込みが増え、定員の3倍近い日程もあります。多くの方々をお断りしなければならなそうな状況で、せっかくお申込みいただいたのに申し訳なく思います。
 これが県全体として虐待防止に向けた意識が高まっていることによるものであると信じたいものです。
2017/12/01
マネジメント研修
 本日法人の主任以上の職員を対象としたマネジメント研修を実施しました。
 今回のテーマは「ブランディング」です。
 少子高齢化、福祉事業所の激増、福祉の仕事へのネガティブなイメージなどなど、福祉業界を取り巻く社会環境は年々厳しさを増しています。
 そんな中でも利用者の方からも就職希望者の方からも選ばれる事業体となっていくためには、私たちはつまり数ある福祉事業所の中の一つという存在ではなく、彩明会のサービスを利用したい、彩明会で働きたいと思ってもらえる組織、つまり彩明会としてのブランドを築いていくことが求められます。
 ブランドとは簡単に言えば消費者等の外部の人たちが評価する価値です。
 では何をもってその価値を判断するかと言えば、信頼、安心感、満足などであり、これらを含めて事業所として魅力を高めていくプロセスがブランディングということになります。
 ブランディングを進めるにあたっては、まずは時間をかけて徹底的にブランドコンセプトを考えることが重要ですが、数時間の研修でこれを行うことは到底不可能ですので、今回の研修ではブランディングの考え方についての基本的なことを学びました。

 自身の魅力を高めていくためには、まずは自分たちが何者なのかを知らなければなりません。自分たちが大切にしている価値は何か、自分たちに求められる期待は何か、そして他との差別化、他とは違う自分たちの個性は何かを改めて整理していくことから始まります。
 この価値、期待、個性の中でも、「個性」、つまり私たちは他と何が違うのか、私たちの特徴は何なのかということを、これまで十分に発信出来でいなかったと感じます。需要が供給を上回る場合は、自分たちの個性を発信しなくても、もっと言えば個性なんかなくても人は集まります。
 福祉業界は発信が苦手と言われます。苦手とは発信が弱いとともに、ヘタということだろうと思います。それは需要が供給を上回る環境もその要因の一つであると思います。
 
 また、ブランディングにはインナーブランディングとアウターブランディングがあり、その両方は相互に影響しあうものだということです。
 消費者は何をもってその事業所の魅力を感じるかというデータがあったのですが、最も高かったのがそこで働く従業員でした。
 つまり職員が自分たちのブランどコンセプトを理解し、そしてそれに対し誇りを持つことで、行動に現れ、それが事業所の魅力として評価されます。逆に外からの評価が高くなれば誇りは高まりますし、モチベーションも上がります。内と外どちらがより重要ということではなく、双方を高めていくことが大切なのだと思います。

 自身の魅力を高め、One of themでなく、Only oneとして多くの方から認めてもらえるような、そんな彩明会ブランドを築いていけるよう、今後も取り組んでいきたいと思います。
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